VISTA MANAGEMENT (VIETNAM)

ベトナム(ホーチミン・ハノイ)、財務コンサルティング、M&Aアドバイザリー、内部統制、投資調査、ライセンス取得、進出支援

ベトナムの定期預金

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■ 自分もベトナムに来るまでは、高金利の定期預金作りたいけどなんとなく難しそうだなあと思っていた。こちらに住むようになり銀行に行ってみると、作るのはとても簡単なことがわかった。今回はそのご紹介。

■ 下記の必要書類を持って行き、いくつかの書類(ほぼベトナム語)にサインすれば普通口座は開設完了(要訪問)。後日、日本などから送金し定期預金を作る(要訪問)というプロセス。どの銀行も少なくとも英語で説明してくれる。ある銀行はジャパンデスクの女性が日本語で丁寧に対応してくれた。

■ ただし途中でいろいろ決裁が必要らしく、普通口座開設、定期預金作成それぞれで1時間以上はかかる。後述のように追い返されることもあるので、時間的、精神的余裕があるときに行きましょう(都合2、3回は訪問する必要)。

■ 必要書類

1)パスポート

2)期限まで6ヶ月以上あるビザかレジデンスカード

3)2)を裏付ける書類(投資家ビザなら自分が出資する会社のライセンス(ERC)、レジデンスカードなら労働許可書、労働契約書など)

4)警察発行の居住証明

5)その他、銀行の担当者が裁量で必要と思うもの

■ 上記4)はアパートの大家に言えば作ってくれる。5)はお国柄。訪問しても必要書類不備で追い返されることが多々ある(銀行に限らず)。自分の場合は入国時の隔離完了証明を持ってこいと言われた。

■ 金利は今時点で以下の通り。ベトナムドンは比較的安定しているし、当方はこちらである程度ベトナムドンを使うので、為替リスクはあまり感じていない。

以下、銀行A/B

3ヶ月 3.6/3.2

6ヶ月 4.2/5.4

1年  5.5/5.7

会計税務で必要最小限な取引証憑

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■ 当方のお客様(システム開発、日本の親がベトナムの子に発注)から「会計税務で必要な取引証憑を最小限に抑えたい」というご要望を頂いたので、検討した結果が以下。

■ 1)基本取引契約(親子)

  2)注文書(親)

  3)業務完了報告書(子)

  4)検収書(親)

  5)売上請求書(子)

  6)電子インボイス(子)

■ 多くは削減出来なかったが、日本で良く見かける見積書、注文請書はマストではないと判断した。

■ 上記はベトナムからすると輸出取引なのでVATがかからない。よって本来、6)は不要だが、全ての取引を電子化したいとの当局の意向からか、昨年秋に追加された。

■ また、6)があれば5)はマストでは無いと思うが、輸出取引では現在でも5)は「念のため」必要とされる。なお、国内取引では5)は省略可能。

 

ベトナムのワクチン接種状況(9月8日時点)

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ベトナムでは厳しいロックダウンが継続しているが、1日も早く

ロックダウンを解除するため、かなりのスピードでワクチン接種を

進めている。

9月8日は、1日で778,673人がワクチン接種して、合計接種回数が

24,781,185回となった。

そのうち1回目接種は20,591,403人、2回目接種は4,189,782人。

ベトナムの人口は約1億人なので、1回接種した人の比率は約20%。

ただし、ほとんどをホーチミンハノイの大都市で接種しているため、

ホーチミンでの成人の1回目接種は70%を超えたようだ。

ワクチンの種類としては、アストラゼネカがほとんどで、ワクチン

共同通達に関する国際的な取り組みだる「コバックス(COVAX)」

からもワクチンを受け取っている。

ワクチン接種証明書

日本で2回ワクチン接種を行うと、ワクチン接種証明書を

もらうことができる。

現時点では、誰でもというわけではなくて、海外に渡航予定が

あって、証明書が必要な人向け。

この証明書はワクチンパスポートとも呼ばれている。

 

国内で2回接種した人は市町村に申請。

パスポート、接種券、接種記録書が必要。

 

海外居住者で、成田や羽田で接種した人は2回目の接種後に

その場で証明書を取得することができる。

 

下記のフォーマットがベトナムで認められたもので、この

証明書があると、ベトナム入国時のホテル隔離が2週間から

1週間に短縮される。

ホテル1週間のあとに自宅隔離1週間で計2週間。

ただし、2回目接種からベトナム入国まで14日間経過して

いることが必要なので、その点は要注意。

 

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ワクチン接種証明書

 

 

 

ホーチミンのローカル賃貸アパート

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■    私はレタントン近郊のファンビッチャン(レタントンからバイクで10分程度)に住んでいる。企業派遣駐在員の方からすると、「ローカル」な賃貸アパートに住んでいることになるらしい。もうすぐ契約から1年経つので、簡単な感想。順不同。

・    家賃は500ドルも出せば十分に1人で住める(40m2)部屋がある。そこらに空き部屋の看板が出ているので、探せばもっと安くていい物件はたくさんありそう。
・   場所はレタントン近郊がいい。私は仕事も飲みも英語学校もレタントン。ただレタントンそのものだとちょっとうるさいと思われる。
・    コンビニが近くで良かった。コンビニはそれなりにたくさんあるが、東京ほどには多くないので近くにあった方が便利。24時間やってる。
・    電気代は高い(日本並み)。私の場合、ロックダウンで毎日24時間エアコン使ってるからか、先月は100ドル以上の請求が来てしまった。家賃に電気代込みに出来るならそのほうがいい。
・    ローカルなアパートでも、日本人経営の比較的大きな不動産屋さんに仲介してもらえばトラブルも無さそう。
・    治安が気になるひとは大規模開発されて全体が柵で囲われているマンション街の一室を借りるという手も。ただし私は近所の治安が悪いと感じたことはあまりない。
・    ゴキブリ、アリ、トカゲは諦めている。掃除のおばちゃんに相談したら殺虫剤を置いていった(これが強力)。
・    排水口からの悪臭がひどいときが2週間程度あった(12月だったかな)。
・    飲料水は24リットルで200円程度。ボトルを持ってきてくれる(今はロックダウンで水道水飲んでいるが)。
・    家具はほぼ全て揃っている。私の場合は電気調理器とドライヤーが無かったので付けてもらった。
・    エアコンが古くパワー不足。水漏れも。私は2台のうち1台を直してもらった。
・    シャワーのお湯、水圧。これもなぜか日や季節による。
・    バスタブはあるけど全く使ってない。お湯を張るのが面倒。
・    トイレは東南アジア式シャワー付。愛用。
・    アパート従業員が常駐しているか。いてくれたほうがいろいろと助かることが多い。
・    洗濯、掃除(週3回)は家賃に込みの場合がほとんど。切り出しでも100ドルしないらしいので、込みでいいと私は思う。
・    Wifiはやや不安定。これも諦め。
・    ケーブルテレビは日本のチャンネル50個で50ドル。私はオリンピックのとき1ヶ月だけ加入。

・    日当たり。良すぎて暑い(西日)。ただし同じ建物でも逆側は一日中照明が必要らしい。

・    景色。これだけはたぶんホーチミン市内で最強レベルと思われる。部屋からは観覧車、キリン、ゾウが見える。キリンは最近、子どもが生まれた。毎朝、動物たちの声で目が覚める。

ベトナムの会計ソフト

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■ ベトナム国内の会計ソフトは「FAST」と「MISA」が普及している。前者は比較的規模が大きい企業が採用し、値段も若干高め、後者はその逆、という印象。

■ 両者で使い方に大差はなく、大学や経理学校出身の人ならある程度は使える。ベトナムの法令200/2012/TT-BTCで会計の方法やフォーマットが規定されているので、アウトプットも同じ。

■ ただ、経験者の場合は好みがそれぞれあるようで、担当者が変わったことでMISAからFASTに切り替えた事例もあり。よって経験者を採用するときは念のため確認したほうがよい。

■ 一方で切り替えると過去データの引き継ぎにそれなりに手間がかかる。そこまで手が回らず、切り替えたために過去のデータに遡れなくなったという事例もあり。

■ 両者のURLは以下の通り。

https://fast.com.vn/
https://www.misa.vn/

公証取得について(ワンストップサービス)

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「ワンストップサービス」利用時の公証、法務局公証人押印証明、外務省公印証明



■ 日本の文書をベトナムで使う場合の公証取得についてのメモ

■(A)ベトナムで公証するケース

=>①日本の公証役場で公証をもらう(私文書のみ、公文書は③から)。

=>②日本の法務局で公証人押印証明をもらう(私文書のみ、公文書は③から)。*

=>③ベトナム日本大使館/領事館に公印証明してもらう。

=>④ベトナム公証役場で翻訳認証をもらう。

*埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉、長野、新潟県及び下記**では①、②を同時に公証役場で取得可能。

■(B)日本(ベトナム大使館)で公証するケース

=>①日本の公証役場で公証をもらう(私文書のみ、公文書は③から)。

=>②日本の法務局で公証人押印証明をもらう(私文書のみ、公文書は③から)。*

=>③日本の外務省で公印証明してもらう。**

=>④日本のベトナム大使館/領事館で翻訳認証をもらう。

*埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉、長野、新潟県及び下記**では①、②を同時に公証役場で取得可能。
**東京都及び大阪府、神奈川、静岡、愛知県は①、②、③を同時に公証役場で取得可能
(「ワンストップサービス」)。

■(A)は②だけで3日かかるのに対し、(B)は東京であれば①、②、③を同時に公証役場で1時間程度(「ワンストップサービス」利用)、その足で代々木のベトナム大使館に行けば④を、当日中に取得出来る。ただし、日本の無犯罪証明は不可(厳封のままベトナムに送る必要があるため)。また、日本の外務省公印証明を受けると、ベトナム日本大使館/領事館の公印証明を受けられない。つまり「ワンストップサービス」を利用した文書はベトナムで公証することはできない。

(B')「ワンストップサービス」を利用し日本(ベトナム大使館)で公証するケース

いろいろ書いたが、実務ではほぼ一択で、公文書と私文書を一冊にして表紙(宣言書:公私文書それぞれに相違無しと記したもの)を付けると、「ワンストップサービス」で宣言書を公証してくれる(公文書のために外務省に行く必要がなくなる)。

=>①日本の公証役場で「ワンストップサービス」により、宣言書の公証をもらう。

=>②日本のベトナム大使館/領事館で翻訳認証をもらう。